久々のブログはさすらいのDJ兼航海士ushiro氏による海外レポ！
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どちらかと云えば思いつきに近い感じ。
先に控えるヨーロッパへの新婚旅行を前に、海外に慣れておこうといった塩梅でタイはバンコクまで旅行してきた。
その時に立ち寄った音楽にまつわるエトセトラについて綴っていこうと思う。
-レコード店編-
Amorn Movie & Music (写真無)
Googleにて一番評価の多いお店であり、品揃えの方は洋オルタナティヴロックや和物の新品、またダークダックスなどのオールディーズの中古まで幅広く取り揃えたラインナップだった。
値段の方は5000〜1万円といったところ。
タイは物価の安さに定評があるが、音楽の方は相場もしくはそれ以上の価値があるようだ。
Get Back and Jude Records
Amorn Movie & Musicから川沿いに出て下流へ下ると、古い倉庫群をリノベーションしたような若者の賑わう街にたどり着いた。
アクセサリー、香水、カフェなどの洒落たお店に紛れて、古着屋と共通のスペースにこのレコード屋はあった。
どう考えてもThe Beatlesから店名を拝借したのであろう、入り口にはビートルズのポスターが飾られていた。
こちらは中古のみがオールジャンルで売られていた。相場は前述の店舗と同様。
MASENG RECORDS
Get Back and Jude Recordsから徒歩秒圏内にあり、雑貨屋の奥にひっそりと店を構えていた。
雑貨屋の店内BGMはこちらのレコード屋から提供されており、シティポップが選曲されていた。
今までの店舗は歌物がほぼ全てだったのに対し、こちらではacid houseのジャンル分けなども見受けられた。
NWの棚にChris and cosey"Sweet suprise"が売られていたのが印象的だった。
値段は相場通りで、Talking heads"Remain In Light"なんかが一万円近くで売られていた。
-DJ bar編-
Yayyyyy Record Bar
店主がCity pop好きというDJ バー
知る人ぞ知るROUND1のボウリングボールケースを7inchボックスに使ってる人がバンコクにも！
ロータリーのミキサーが印象的だった。
店主の話では大阪のレコードショップ"Rare groove"と繋がりがあるようだった。
Culture Cafe
Xoneのロータリー・ミキサーに3ターンテーブル仕様のこだわりを感じさせるDJブース。
平日も含め、精力的に毎日イベントを行なっているようだ。
訪れた夜には↑のフライヤーのパーティーが行われていたが、タイトルを"MINIMAL HOUSE'N'TECHNO"と名乗っている通り、派手さがなく聴き心地の良いディープハウスやテクノがかかっていた。
昼に見たレコード屋で見つけられなかったジャンルのレコード群に興味津々であったが、言語の壁に拒まれ真相解明には至れなかった。
-クラブ編-
Bar Temp.
Resident Advisorで確認すると平日にも関わらず木曜になるとイベントの量が急増していた。その中でも上位にラインナップされたBar Temp.に行ってきた。
硬質なテクノがかかっており、昼間は出会うことのなかったモード系のファッションを纏った若者たちが集っていた。
帰国日につき1時間程しか滞在できなかったのだが、バンコクの夜の力に感動。
さり気なく我がレーベルTecchu Co.,Ltd.のステッカーも。
皆が飲んでいた謎のカップ
DJブース下部に埋め込まれたウーファー。
-おまけ：物価・お食事編-
タイは物価が安いという印象だったが、円安の影響もあり半分正解でもう半分は嘘だと思う。レコードはものによっては日本の方が安く、全体的に結構高い印象だった。
飯にフォーカスを当てると、屋台なんかは噂通りに安い。
しかしながら店舗をかまえる店に入ると一品約千円だった気がする。
タイは露店が多く、賑わっているのだが衛生面ではやや不安がよぎる。
露店の上にはパラソルやテントこそあれど、飯の方は基本的に野晒しなのだ。
日本は衛生管理がしっかりしていると云われるが、逆を返すと"胃腸が弱い"国だと思う。
コロナ禍を奇跡的に生き残った部族であるが、全世界的にウイルスが蔓延すると一番最初に滅ぶ人種なのではないだろうか。
その種族の中でも自分は身体が弱い方だという認識があるので、露店での飲食は控えておいた。
ホテルの朝食
約千円
約千円
約二千円
